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ガタカのあらすじと考察

SF映画ガタカ」を見たのであらすじと考察を書きます。

(落ちのネタバレはありませんが、一部内容に触れています)

 

目次

 

 

映画の内容

子供を産むときに遺伝子操作をすることがふつうの世界になった未来のお話。

遺伝子操作により生まれた優秀な遺伝子を持つ「適正者」と自然に妊娠して生まれた劣ったの遺伝子を持つ「不適正者」の2階層に世の中の人は分けられる。

 

能力の低い不適正者として生まれた青年ビンセントの生きざまを描いた作品。

 

 

あらすじは

遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり……。(yahoo!映画)

 

 

映画の考察

映画の考察として、この映画の作者の伝えたかったことをまとめています。

この作者の考え方に共感できるなら、ぜひこの映画を見てみるといいと思います。

 

 

 

 

生まれ持った「素質」は存在するけれど、
「努力」で超えることもできる。

 

なぜなら、人の「能力」は、「素質」と「努力」によって決まるから。

 

能力=素質×努力


「努力」できるかどうかは、それがその人の「やりたいこと」かどうかで決まる。

 

人は「やりたいこと」であれば、夢中になってそれに取り組める。

 

そして、生まれ持った「素質」が「やりたいこと」と同じではないことは往々にしてある。

 

 

作中において登場する「適正者」ジェロームが水泳においてずばぬけて優秀な能力を持っていたのに2位にしかなれなかったのは、自分の「やりたいこと」が水泳ではなかったため「努力」ができず、「能力」を伸ばせなかったから。

 

一方、「不適正者」ビンセントは素質がないのに、「適正者」である弟に遠泳で勝ったり、宇宙の本をすべて暗記出来たりしたのは、それがビンセントの「やりたいこと」でありだれよりも「努力」ができたからではないか。

 


「素質」と「やりたいこと」が同じであればもちろん「能力」は高くなるが、「素質」がなくても圧倒的に「努力」ができれば能力は十分高くなる。

 

「素質」にとらわれずに「やりたいこと」に全力投球するのもいい生き方ではないだろうか。

 

人より「やりたい」気持ちが強ければ「素質」の差なんか乗り越えられるんだから。

 

 最後に

この映画はこんなことを伝えたかったのではないかなと思う。

 

自分の「できること」ではなくて、「やりたいこと」に一度目を向けてみると世界が変わって見えるかもしれないですよ。

 

 

「TIME」のあらすじと考察はこちら

(ネタバレはありません)